2019年07月14日
ブリッジ治療のメリット・デメリット
歯を失ってしまった後にその歯を補う方法にブリッジ治療があります。失った歯の両隣の歯を削り、被せ物を連結することにより失った歯を補います。今すでにブリッジ治療を受けられたことがある方やこれからブリッジ治療を行う方も少なくないと思いまaす。他にも失った歯を補う方法には『入れ歯』や『インプラント治療』があります。これから、歯を抜かなければならない場合、この3つのうちどれかを選択しないといけません。今回はブリッジについてメリット・デメリットを含め書いていこうと思います。
※失った歯を補う方法は、ほかにも症例が限定されますが親知らずの移植や矯正治療により補う方法もあります。
ブリッジ治療とは
ブリッジ治療は少ない数の歯の喪失に対して、失った歯の両隣の歯を土台として被せ物を連結することにより、失った形態や機能、審美性を回復するための方法です。その材料は銀合金や樹脂であるレジン、金合金やセラミックやジルコニアなど多くの種類があり、またそれらを組み合わせることも多いです。保険診療では材料は限定されており、銀合金が主な材料になります。前歯部では見える前側はレジンで覆われますが、臼歯部は全てメタルの為、審美的に問題となります。また、保険外となるセラミックやジルコニアなどは精度面や審美的にも大いに優位ですが、高価になります。
ブリッジ治療 入れ歯治療に対する メリット
〇装着感がよい
取り外しではなく、入れ歯のようなピンク色の部分もないため、入れ歯に比べると大いに装着感がいいです。
〇咬み心地がよい
装着感と被ることかもしれませんが、ブリッジは取り外しではなく接着させてしまうため、土台となる歯が動揺しない限りぐらつきません。入れ歯はもともと取り外しの為、硬いものを噛むと多少動くことが考えられます。
〇審美性
入れ歯にはそれ自体を支えてもらうバネを歯にかけます。バネが金属を使用する場合が多く、審美性に劣ります。また、歯茎を装うピンク色の部分も見えてくると審美的に落ちてしまいがちです。
〇発音
入れ歯はブリッジ治療に比べ大きいため、舌に接触することが十分考えられます。特に慣れないうちは気になってベロの動きがぎこちなく、発音しずらいかもしれません。
ブリッジ治療 入れ歯治療に対する デメリット
〇適応に限界がある
ブリッジは失った歯の周囲の歯を土台とするため、多くの歯を失ってしまったり、一番奥の歯がないとブリッジを選択できなくなります。
〇歯を削る
土台となる歯に被せ物をする必要があるため、削る量が多いです。入れ歯もバネが設置される歯を少し削りますが、ブリッジは大きく削る必要があります。しかし、もともと被せ物をしている状態では、被せ物を外すことで更に削らなければならない量は少なくなります。
※接着ブリッジなど必要最低限の削去量でできる場合もあります(エアータービン)。
〇高価
一般的に同じケースで比べた場合、保険内外問わずブリッジの方が高価になります。保険外の方がよりその差は大きいことが多いです。
〇ブリッジを支える歯にかかる負担が大きい
入れ歯にかかる咬合力に対する負担は、入れ歯を支えるバネのついた歯や、入れ歯直下の歯茎によって支えられますが、ブリッジは全て歯にかかるため、やや負担がかかります。
※失った歯の本数が少ないほどこのデメリットは小さくなります(根管用ニードル)。
※失った歯を補う方法は、ほかにも症例が限定されますが親知らずの移植や矯正治療により補う方法もあります。
ブリッジ治療とは
ブリッジ治療は少ない数の歯の喪失に対して、失った歯の両隣の歯を土台として被せ物を連結することにより、失った形態や機能、審美性を回復するための方法です。その材料は銀合金や樹脂であるレジン、金合金やセラミックやジルコニアなど多くの種類があり、またそれらを組み合わせることも多いです。保険診療では材料は限定されており、銀合金が主な材料になります。前歯部では見える前側はレジンで覆われますが、臼歯部は全てメタルの為、審美的に問題となります。また、保険外となるセラミックやジルコニアなどは精度面や審美的にも大いに優位ですが、高価になります。
ブリッジ治療 入れ歯治療に対する メリット
〇装着感がよい
取り外しではなく、入れ歯のようなピンク色の部分もないため、入れ歯に比べると大いに装着感がいいです。
〇咬み心地がよい
装着感と被ることかもしれませんが、ブリッジは取り外しではなく接着させてしまうため、土台となる歯が動揺しない限りぐらつきません。入れ歯はもともと取り外しの為、硬いものを噛むと多少動くことが考えられます。
〇審美性
入れ歯にはそれ自体を支えてもらうバネを歯にかけます。バネが金属を使用する場合が多く、審美性に劣ります。また、歯茎を装うピンク色の部分も見えてくると審美的に落ちてしまいがちです。
〇発音
入れ歯はブリッジ治療に比べ大きいため、舌に接触することが十分考えられます。特に慣れないうちは気になってベロの動きがぎこちなく、発音しずらいかもしれません。
ブリッジ治療 入れ歯治療に対する デメリット
〇適応に限界がある
ブリッジは失った歯の周囲の歯を土台とするため、多くの歯を失ってしまったり、一番奥の歯がないとブリッジを選択できなくなります。
〇歯を削る
土台となる歯に被せ物をする必要があるため、削る量が多いです。入れ歯もバネが設置される歯を少し削りますが、ブリッジは大きく削る必要があります。しかし、もともと被せ物をしている状態では、被せ物を外すことで更に削らなければならない量は少なくなります。
※接着ブリッジなど必要最低限の削去量でできる場合もあります(エアータービン)。
〇高価
一般的に同じケースで比べた場合、保険内外問わずブリッジの方が高価になります。保険外の方がよりその差は大きいことが多いです。
〇ブリッジを支える歯にかかる負担が大きい
入れ歯にかかる咬合力に対する負担は、入れ歯を支えるバネのついた歯や、入れ歯直下の歯茎によって支えられますが、ブリッジは全て歯にかかるため、やや負担がかかります。
※失った歯の本数が少ないほどこのデメリットは小さくなります(根管用ニードル)。
Posted by nobuhiko at
18:12
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